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自治体公式X(Twitter)をやっていて危なかったこと

こんにちは。公式X担当です。

今回は公式Xを運用していて危なかったこと。炎上していたかもしれない出来事について書いてみたいと思います

幸いにも当アカウント、今のところ炎上なし

炎上とまでは至らずとも、炎上もあるかも…といったところまで近づいてしまったことはあります。

そんなときは必ず次のような感覚がありました

投稿後の「なんか変だった…気が…」みたいな、なくならない違和感

普段は嬉しいはずのいいね、リポスト、リプライなどの通知が怖い

とにかくお腹が痛い

などの症状が出ます(個人差あり)

というわけで、Xで危なかったなと思った出来事をありのままに書いていきたいところなんですが、デリケートな話題でもあるので詳細を一部省略してお送りします。


トレンドに乗るときは細心の注意を

時間に余裕のあるときは、トレンドをチェックします。
それでいい感じの投稿ネタが見つかることも多々ありますよね。

ある時「〇〇」というトレンドを発見。

調べてみると、市に関係する「A」というイベントの影響でトレンド入りしている様子でした。

トレンドに乗る場合、投稿の鮮度やスピード感って大事ですよね

早速準備を整え、トレンドに沿った投稿を行いました。

すると数分後…
実はトレンド入りした理由は「B」というイベントの影響が大きかったことがわかりました。

炎上には至りませんでしたが、特にBのイベント関係者や参加者の方々に不快な想いをさせてしまった可能性がありました。

トレンドに乗るスピード感も重要ですが、投稿するのが数分〜数十分遅くなっても、大きな損失にはなりないはずです。
それよりも、一旦静観して、関連公式アカウントの発信を待ったり、タイムラインの動向をしっかり掴んでから投稿する方が堅実です。
自身が運用しているのが公式アカウントなら尚のこと


リプライでも気を抜かない

普段タイムラインを見ていると「わかる!わかる!」と共感して、思わずリプライしたくなる投稿に出会うこともあります。

ある日、すごく共感できる投稿を発見。
自治体公式アカウントととして反応していい投稿か、担当なりによく考えたうえでリプライしました。

しかし、リプライ内容が実は"諸説"あるもので、このリプライに諸説ある旨を指摘するリプライや引用リポストが何件かついていきました。

自らの投稿ではなく「リプライ」ということで、間接的に他者にも迷惑をかけてしまう状況でした。これが本当に申し訳なくて

その後、炎上することはなく、リプライなどの反応も次第に落ち着いていきました。

特に、相手が発信力のあるアカウント(フォロワー数が多いなど)の場合、リプライでもかなり閲覧されます。
自身の投稿よりも多くのインプレッションがつくことだって全然あり得ます。

リプライとはいえ、DMではないのでもちろん他者も閲覧できます。
相手が関わるということもあるので、いつも以上に注意しなければならない場合もありますね。

反省

トレンドに乗ることもリプライや引用リポストをすることも、相手が大きければ大きいほど、うまく関連付けられたときの反響は大きくなります。結果、効果的なプロモーションなどにつながるかもしれません。

ただし、その分リスクも大きいということも忘れてはいけません。
さらに、自分のアカウントだけがリスクを負うだけではなく、トレンド元や引用元にも大きな迷惑をかけてしまう可能性だってあります。

本当にその投稿が必要か
どうしたら注目を集められるかだけではなく、関係者やフォロワーなど、周りの人たちが喜んでくれる投稿か。

大きなトレンドやアカウントの力を借りる形になるような場合は、今一度基本に立ち返ってよく考え、投稿すべきかどうかを、いつも以上に慎重に判断する必要があります。


今回のnoteは以上になります。

こうした様々なシチュエーションに気を配りながらも、だれもが見ていて楽しくなれるようなX運用を、改めて目指していきたいなと思います。


たまに炎上(未遂)経験を聞かれたり、逆に事例として聞いてみたいということもあったので、自分の経験でお話しできるものを思い出しながら、ピックアップしてnoteに残してみました。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

ではまた、よいゴールデンウィークを〜!

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