これって担当部署が発信すればいいんじゃない?って言われて考えた。
こんにちは。市公式X担当です。
最近は市報市報市報な毎日。締め切りに追われながらも、なんとか広報しています。そろそろ11月号やらないと…
タイトルは、先日、職員研修担当の先輩(以降「研修先輩」)に言われたひとことで、「それもそうかー…」といろいろ考えられたので、noteに残してみたいと思います。結論っぽくできなそうですが、最後まで書けたら公開しようといういきおいで書きました。
「面白いと思うんだけど、それって担当部署にやってもらえばいいんじゃない?」と言われたのは、市公式Xでよく投稿している、ホームタウン関連のポストの話をしていたとき。
担当課の仕事といえば、そうですね。
でも、そしたら広報担当の役割ってなんだろうと思いました。
最近では「全員広報」を掲げ、職員全員が広報担当者を基本姿勢にしている企業や地方自治体もあったり(これが上手くいったら、広報担当として発信することってなくなるのかも)。
とはいえ、今のところまだ、広報担当は存在しています。
組織の広報をまとめる部署はまだ必要(なはず)です。
広報が今のところ存在している理由は、他にもたくさんあると思いますが、特に最近感じるのが、担当部署ってめっちゃ忙しいということ。
もちろん知っていましたけど、ほんとうに忙しい。基本的に、所管している事業で手一杯。それはそうですよね、まかせられている事業こそ、その部署がやるべき仕事なんですから。
そこに「広報」もやるって……たぶん、負担でしかないと思うんです。余計な仕事だし、後回しだろうし、時間もかけられない。これが大多数の、ふつうの感覚だと思います。
……ここが、広報担当の出番だと思うんです!
担当部署からの要望により添って広報したり。
広報視点で各部署の一押し事業をピックアップしたり。
内容に合わせて広報紙やSNSを使い分け、幅広く発信したり。
広報担当として責任を持って、組織の事業をしっかり「広報」していくんです。「広報」することの大切さを知っていて、そして「広報」するための時間を持っている広報担当は、まだまだ役に立てる気がします。
なので、研修先輩の問いにいま答えるなら、「担当課がやってもいいと思ってますが、担当課の手が回らないっぽいなら、それで求められるなら、広報一緒にやります」です。我ながらとても歯切れのわるい回答でとても太字にできません。
このように、広報主体で発信するのはもちろんです。頑張ります。
それでも、事業担当者が自らつくる発信って、担当者特有の熱さを込められたり、事業のプロセスやストーリーを伝えられたり、という魅力や可能性があると思うんです。
なので、できたら、広報までをワンセットとして意識していただきたいし、忙しいと思いますがなんとか時間をつくって発信してみていただきたい。
やってみたら案外、いい手応えを得られるかもしれません。
そのために、担当部署をサポートするために、広報担当としてどんな提案や関わり方ができるのかが、一番大切なのかもしれません。
広報担当主催で年1回開催している庁内研修があるんですが、次回はこの辺りの課題感をテーマにしてもいいのかも。
早速、研修先輩に相談しなければ。
【おまけ】
また別の日。
研修先輩と話す機会がありました。
「でもさ、市役所全体で考えると、SNS発信に力を入れるより、市のホームページとかの発信のクオリティを上げるほうが、関係する職員も多いし、行政情報の信頼アップにつながるんじゃないかな?」
……た、たしかに、そうですね。
研修先輩、また考えさせてくれます…!