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(有)わたなべ製麺所×那珂湊焼きそば


はじめに


こんにちは! SHIO_KAZE担当の横塚です。

SHIO_KAZEお土産品磨き上げストーリー第9弾は、有限会社 わたなべ製麺所せいめんじょさんです!

※以下、敬称略にて失礼しますm(_ _)m

SHIO_KAZEについては下記リンク内で解説していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください↓↓


概要

(有)わたなべ製麺所とは?

  • 創業70年の歴史を持つ老舗

  • 「那珂湊焼きそば大学院」の発起人のひとり

  • 「那珂湊焼きそば」が看板商品

そんなわたなべ製麺所は、SHIO_KAZE商品として「那珂湊焼きそば」を販売しています!


那珂湊焼きそばとは?

  • ひたちなか市のソウルフード!

  • せいろで蒸したもちもちの手延べ麺が魅力

  • 爽やかで目を惹く青色と、要であるせいろが目立つパッケージ!


取材スタート!


今回取材にご対応くださったのは、わたなべ製麺所の河内かわち 直人なおとさんです!


直売所の前で、商品と一緒に📷爽やかな笑顔です✨

よろしくお願いします!


わたなべ製麺所の歴史

わたなべ製麺所は、河内さんで4代目になる老舗の製麺所です。

1954年創業とのことなので、ちょうど70年目という節目の年!

余談ですがひたちなか市は1994年に旧勝田市と旧那珂湊市が合併して誕生したので今年で30年! 節目の年がお揃い(?)ですね(`・ω・´)


SHIO_KAZEに参加したきっかけ

そんなわたなべ製麺所がSHIO_KAZEに参加するきっかけとなったのは、市役所からの案内。

「那珂湊焼きそばをもっと広めたい!」という熱い想いを秘めていた河内さんは、もともとあったパッケージだと他の商品に埋もれてしまっているような気がしていて、「那珂湊焼きそばの特徴って何だろう?」ともやもやしていたんだそう(´-ω-`)ウーン

「せっかく良い商品で看板商品なのにもったいない! もっと色んな人に知ってもらいたい!」と常々思っていたので、SHIO_KAZEプロジェクトの話を聞き、「デザイナーとタッグを組んだら、もっと良いものにブラッシュアップできるのでは?」と思い、参加を決めてくれたとのことでした✨


「他の焼きそばと何が違うのか」が伝わるパッケージ

お土産品としてだけでなく、"焼きそば"という商品として、パッケージを見たとき、「他の焼きそばと何が違うのか」が分かることが大事だと感じている河内さん。

出来上がった那珂湊焼きそばの新パッケージは、他との違いが分かる、とても良いものに仕上がったと感じているそうです(∩´∀`)∩ワーイ!


わたなべ製麺所 那珂湊焼きそば! 綺麗な青色が目を惹きます✨

漁師町である那珂湊をイメージした青色

せいろで蒸して作る製造方法にちなみ、せいろを大きく前面に配置したデザイン。

まさしく一目で「他の商品と違うな……!」と分かってもらえるデザインになっていますΣ(・ω・ノ)ノ!

河内さん
「良くも悪くも昔からあるやり方で作っている焼きそばなので、昔からこれを知っている人なら『懐かしいなあ』と思ってくれるだろうし、知らない人なら『新しい!』『何だこれは!?』と驚いてくれるような仕上がりになっていると思います」
取材班
「焼きそばで青いパッケージってなかなか見ないですもんね。確かにびっくりしそうです」
河内さん
「見た目はもちろん、味も『懐かしい』と感じる人もいれば『新しい』と感じる人もいるんじゃないかなと思います」

見た目も味も楽しい那珂湊焼きそば
ちなみにせいろの写真はこちら! おいしい麺の源ですね✨


デザイナーとタッグを組んだからこそできたこと

仕上がったデザインについて、河内さんに感想を聞いてみました!

河内さん
「デザイン案を見た瞬間、『他とは違うものが作れたな』と確信しました(笑)」
取材班
「早いですね!(笑)でも確かに、このデザインなら納得です」
河内さん
「焼きそばのイメージって、茶色とかオレンジだったんですよね。以前のパッケージがまさにそんな感じでしたし……
なので、最初のデザイン案が青色で上がってきたとき、自分たちでは絶対に思いつかないデザインだなと思いました。そういう視点・観点もあるんだ、と知ることができて、色々プラスに働いたと感じています。
それに、パッケージの箱を見ると、那珂湊の風景の絵が描いてあったり、那珂湊やひたちなか市の情報が載っていたり……そういうところで、焼きそばだけではなく、他のものにも貢献できているというのが、すごく嬉しいしありがたいなと思いました」
取材班
「地元とのつながりを感じますね」
河内さん
「みんなで協力して町を盛り上げよう、という気持ちが伝わるデザインになっていると思います」

めちゃくちゃ良いことを言ってくれる河内さん


パッケージの表面。インパクトがありますねΣ(・ω・ノ)ノ!
パッケージの裏面。写真や情報など、那珂湊と那珂湊焼きそばの魅力が詰まっています✨
ちなみに開けると中身はこんな感じ!


焼きそばで町おこし「那珂湊やきそば大学院」

わたなべ製麵所や那珂湊やきそばを語る上で外すことのできない存在が、「那珂湊焼きそば大学院」です!

概要にさらっと書いたので、「何だろう?」と不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。

「那珂湊焼きそば大学院」とは、那珂湊焼きそばで町おこしをしようと、2009年11月に発足した団体です。

現在ひたちなか市内では約20店舗が加盟しています✨(2024年4月18日時点/那珂湊焼きそば大学院HPより)

わたなべ製麺所は那珂湊焼きそば大学院の発起人のひとりであり、「この街を盛り上げたい!」という想いで、加盟店や地元の方々と活動を続けてきました。

この活動があったからこそ、この商品とパッケージを生み出すことができたと、河内さんは話してくれました。

河内さん
「『那珂湊焼きそば大学院』の皆さんやそれに協力してくれる方々が土台を作ってくれていて、だからこそのこの商品(那珂湊焼きそば)だと思っています。本当に、色々な方に感謝しかないですね」

たくさんの方々が関わっている那珂湊焼きそば

地元のアツい想いが詰まった商品なんですね……!🔥🔥

↑↑那珂湊焼きそば大学院はひたちなか市産業交流フェアにも出店しています! 写真からもいい匂いがしてきそうです……(๑º﹃º​๑)ジュルリ


地元の方やお客様からの反響も

新しいパッケージになり、周囲やお客様から「こんなのもあるんだ!」と言われたり、「青色のパッケージの焼きそばがほしいんだけど……」と問い合わせをいただいたりすることが増えたそう。

市報にも載り、市民の方の目に触れる機会も増え、認知度が上がったとのことでした(`・ω・´)

河内さん
「ちょうどパッケージが出来上がる1,2か月前くらいにテレビの放送があって、タイミングが良かったというのもあったと思います」
取材班
「相乗効果ってやつですね」
河内さん
「市の方でも今までなかった色々な販路を作ってくれたので、色々な方の目に触れる機会が増えたのがありがたかったですね」
取材班
「嬉しいです!(∩´∀`)∩ワーイ!」

お役に立てて嬉しい取材班

ちなみに那珂湊焼きそばは、地元の学校給食に使われていたり、地域のお祭りや運動会などで使われていたりします!

給食だと、直近では令和6年2月に献立に入っていました↓↓

( ˘ω˘ )。oO(給食の献立表ってホームページで見られるんだ……※無知)

河内さん曰く「SHIO_KAZEプロジェクトを通じて、こうした機会が増えた気がします」とのこと! こちらも嬉しい٩(*´꒳`*)۶


市報ひたちなかの表紙!

上↑↑でも少し触れましたが、実はわたなべ製麺所は、市報ひたちなかの表紙を飾ったことがあるんです!

それがこちら↓↓


2022年2月25日号の市報ひたちなか。とても素敵な表紙です!

爽やかなひたちなか市の海をバッグに、河内さんと、デザインを担当された佐藤さとう 歩美あゆみさんの笑顔がきらめいています✨

記事(2面)にもSHIO_KAZEが掲載されています!

市ホームページにてバックナンバーの閲覧が可能ですので、ぜひあわせてご覧ください(*•᎑<*)ー☆


製造の様子


那珂湊焼きそば製造の様子を写真とともにご紹介します!


製麺所内の様子。手作業で麺をほぐしています!
蒸している最中のせいろ! アツアツ!!
蒸したての麺! すでにおいしそうに見えます(食いしん坊)

従業員の皆さんはテキパキと作業を進めていて、すごいスピード感でした……! まさしく職人技ですね✨

河内さん
「ありがたいことに、需要に供給が追い付かないことも結構あります。お待たせしている皆様には申し訳ないのですが……」
取材班
「すごい!」
河内さん
「ゴールデンウィーク以降はずっと忙しい感じですね(笑)」

大人気ゆえの品薄&忙しさ……!


実食!


さて! それでは! お待ちかねの実食です!!

ちなみにこちらの那珂湊焼きそばには、麺のほかに「ソース」「ラード」「紅生姜」がついているので、具を買えば即作ることができます!


箱(4色入り)の中身。作り方もばっちりです!
鉄板で焼いている様子。本格的!!
那珂湊焼きそば! 具材は色々! 大体何でも合います✨

すごくおいしい~~!!

せいろで蒸しているので、もちもちとした食感がたまりません💕(*´﹃`*)味もしっかり沁みていて、いくらでも食べられそう(食べ過ぎ)

ちなみにこれはソースで味付けしていますが、お店によっては塩だったり醤油だったり、色々なバリエーションが楽しめます✨

ご自宅で自分好みの味を追求しちゃうのもおすすめです(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

取材班
「ちなみに、普通の焼きそばとの違いって何かありますか?」
河内さん
「那珂湊焼きそばは水分を飛ばして作っているので、そのあたりですかね。昔から作り方が変わらないんですが、昔は冷蔵庫が普及していなかったので、より保存が効くように水分を飛ばしているんです」
取材班
「水分を飛ばしていると、味にも違いが出たりするんですか?」
河内さん
「もちもち感が出るのと、乾燥している分、水分の吸収率が高いので、出汁や具材のうまみをよく吸うんですよね。油でコーティングとかもしていないので、かなりダイレクトに吸うと思います。出汁や具材を色々変えて楽しむということもできるんじゃないかな、と」
取材班
「おいしそう!!」

おいしかったです!!(完食の取材班)

↑↑SNSでも、那珂湊焼きそばを作って楽しんでくれている方が……! 嬉しい&おいしそう!!


直売所や通販で販売中!


那珂湊焼きそばは、工場併設の直売所のほか、各販売場所や通販で販売しています!

ひたちなか市内だと、

  • JA長砂直売所

  • ホテルニュー白亜紀

  • わくわく広場(ファッションクルーズ ニューポートひたちなか内)

  • ニューデイズ(JR勝田駅)

市外だと、

  • 守谷サービスエリア(守谷市)

  • JR水戸駅(水戸市)

  • IBARAKI sense(東京都中央区銀座)

で販売中!(2024年4月18日現在の情報/在庫状況等は各店舗にお問い合わせください)

また、わたなべ製麺所のホームページから通販も行っています🚚

品薄状態が続いているとのことなので、見かけることができたらラッキーかも!?

ぜひお手に取ってみてくださいね✨


\自慢の那珂湊やきそば、ぜひご賞味くださ~い!/

根本 浩汰さん(左)と河内 直人さん(右)。ありがとうございます!

●わたなべ製麺所 直売所
【住所】ひたちなか市田宮原4312-1
【営業時間】9:00~16:00
【定休日】日曜日


担当デザイナーから一言


那珂湊焼きそばのデザインを担当された、株式会社 文化メディアワークス佐藤 歩美さんからコメントをいただきました!

デザインについて高評価を頂き光栄です。パッケージの青色にはこだわりが強く、箱の印刷テストの時に理想の色味へ近づけるため、包装資材会社に何回かやり直していただいたりしました。青色は食欲減退色と言って敬遠される方もいらっしゃいますが、適切に使えば料理をおいしく魅せる色だったりもするので、港町を印象付けることに重きを置いて積極的にチャレンジしてくださった河内さんはさすがです!
那珂湊焼きそばは、料理下手な自分がテキトーに作っても抜群においしかったので(笑)、感激を共有したくて色々な方へのお土産として購入しています。パッケージと懐かしいおいしさの両面から、受け取った方に港町への旅情感を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

株式会社 文化メディアワークス 佐藤 歩美さん

佐藤さん、素敵なコメントをありがとうございます!

食べ物だと敬遠されがちなイメージのある「青色」も、使い方によってはプラスに働くのは驚きでした……!

きっと色味やバランスなど、調整が難しいんだと思います(素人の感想)そこを活かしきった佐藤さんもさすがですね(`・ω・´)ゞ

株式会社 文化メディアワークスの詳細等についてはこちら↓↓


おわりに


いかがでしたでしょうか?

昔から地元で愛されている、ソウルフードの那珂湊焼きそば!

ご自宅用に購入して楽しむもよし、お友達やご家族に手土産として渡すもよし。昔懐かしい焼きそばと、新たなパッケージのコラボレーションをぜひお楽しみください(*>ω<)b

那珂湊焼きそばをはじめとするSHIO_KAZE商品は、市内の取り扱い店舗にて購入できます✨

詳細は下記ページをご確認ください。

※一部取り扱いのない商品もございます。


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